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2019年3月20日

防犯・監視カメラの世界シェア23.9%をもつHIKVISIONについて

防犯・監視カメラの世界シェア23.9%をもつHIKVISIONについて
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「HIKVISION」は中国杭州で2001年に設立された上場企業であり、世界最大規模規模を持つ防犯・監視カメラメーカーです。従業員25,000人のうち、技術者が10,000人おり、この技術者が生み出す最先端技術で、着実に業績を伸ばしています。
その事業には中国本土のみならず、世界からも注目されています。海外に33の支社を構え、世界シェア23.9%を記録するまでになりました。総収益をベースとした「asmag.com」におけるセキュリティ企業ランキングでも1位にランクインしています。

HIKVISIONの強み:豊富な製品

HIKVISIONでは他のメーカーでは実現できていない、カメラ製品・レコーダー製品・レンズ・金具・ソフトウエアと必要な製品種類を全て独自で揃えています。パーツメーカーも積極的に子会社化しておりグループ企業としても大きくなっています。

そして更なる特徴が、小規模案件から国家プロジェクトのような大型案件までを実現できる種類の多さと性能の区分けができています。個人宅の防犯ニーズから、企業のセキュリティニーズ、国家プロジェクトで求められるニーズは全く違うものですが、それらすべてに対応できる技術・製品を持っていることが大きな特徴です。

HIKVISIONの強み:R&D

メーカーが成長を続けるためには、R&D(研究開発部門)への先行投資が不可欠です。HIKVISIONは年間売上の8%をR&Dに再投入し、製品開発と技術の向上に努めています。版権500件、特許900件の所有という数字が、実績を物語っているでしょう。
日本国内のメーカーで、これほど防犯システムの研究開発に注力している企業はあまり聞かれません。HIKVISIONは今後もさらなる技術向上が期待できる企業といえます。

HIKVISIONの強み:品質管理

中国製品のクオリティが心もとなかったのは、もう過去の話です。防犯・監視カメラ部門の強化のために、日本のメーカーが中国メーカーに委託し、機器製造を中国で行っているケースも多くあります。

株式会社矢野経済研究所の調査(https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/1868)によると、2017年の監視カメラ世界市場は、4400万台。そのうち、中国メーカーの出荷数量は2470万台と半数以上を占めているのが現状です。これらは低価格化の影響もあるでしょうが、品質や技術が認められているというエビデンスといえるのではないでしょうか。

HIKVISIONにおいても、徹底した品質管理のもと、良質な製品が製造されています。設計段階の製品テストに1100人以上のエンジニアを投入しているほか、生産ラインにおける材料受入検査、モニタリング、製品テスト、出荷検査の実施を徹底。厳しいチェックを経て、出荷されています。

HIKVISIONの強み:高い生産能力

杭州とドウルに大規模な工場を持つHIKVISION。1日あたりの生産キャパシティは、カメラ18万5000台、レコーダー関連2万6000台です。生産と物流の自動化を実現したことにより、生産能力が大幅に向上しました。

前述した矢野経済研究所のデータにおける全世界のメーカー出荷台数は、4400万台でしたがHIKVISIONの生産キャパシティなら、240日弱でまかなえる計算になります。

HIKVISIONの強み:豊富な導入実績

あらゆる分野における導入実績は、技術力と品質が認められている証でもあります。一般的な商業施設だけではなく、銀行や医療施設など高いセキュリティ水準が求められる場所において、安全性・防犯性の確保に役立てられているのです。
市街地の監視や北京オリンピックといった、大規模エリアで活用されているのは、特筆すべき点でしょう。日本メーカーの防犯・監視カメラで、ここまで大規模なシステムが組まれることは、ほとんどありません。

日本市場において本格参入は約5年前程ですが、日本においても年々知名度・ブランド力は高まっています。またメーカーも日本市場に力を入れ、日本人ユーザーからの要望を積極的に取り入れ始めています。その結果多くのユーザーから認められ始めており、個人・民間企業から官公庁まで幅広く導入実績も年々増えています。